外国人でもキャッシングできる？外国人でも審査が通る条件

日本でキャッシングをしたいと思っている人は、日本人だけではありません。外国の人でもカードローンの契約は可能です。しかし、国籍が異なるがゆえの条件がいくつかあります。

今回は、外国人が審査に通る条件や、外国人でも利用可能なおすすめのカードローンを紹介します。合わせて、審査に通らない時の理由についても説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

一般的に、金融機関で外国人がキャッシングを利用したい場合に、提示される条件は以下の7つです。

それでは、1つずつ詳しく説明していきます。

永住権や特別永住は銀行のカードローンを借りたい場合には必須条件です。一方で、消費者金融のカードローンを借りたい場合、永住権を問われる金融機関はあまり見られない傾向にあります。

1年以上日本に滞在している人や、1年以上日本に滞在予定の場合は審査が通りやすいと言われています。

外国人がキャッシングの申込みをする場合、在留資格を証明しなければなりません。申込みには、本人確認書類と在留資格認定証明書が必要となります。

在留カード・特別永住証明書は在留資格認定証明書の一部です。在留カードは、日本に3か月以上中長期在留する外国人に交付される許可証です。短期滞在や3か月のみの滞在では交付されません。交付の対象となるのは、日本人と結婚している人、日系人などが該当します。

一方で、特別永住証明書は、韓国人・朝鮮人・台湾人のごく限られた人のみが対象となります。

安定した収入は日本人の審査でも言えることですが、外国人も同じです。アルバイトでも毎月継続的に収入を得ていることがポイントになります。

審査結果や入会申込みは全て日本語でのやり取りで行われます。書類の記入も日本語で書き、在籍確認の電話は日本語で対応しなければなりません。そのため、日本語でのコミニュケーションが円滑に取れない場合は本人確認の手続きが進まず、審査に落ちる可能性が高いと言われています。

外国人が審査の申込みをする場合には、日本の住所と電話番号が必須となります。金融機関は、日本に住所のない外国人の融資は不可のところがほとんどです。

日本でも同じことが言えますが、借金返済の遅延や未払いなどの金融事故を過去に起こしている場合、審査通過は不可能となる場合がほとんどです。

5の日本に住所と電話番号があるという内容と同様、金融機関が外国人に対して一番懸念していることは、未払いのまま帰国してしまい、融資金の回収が不可能になってしまうリスクです。そのため、審査も慎重に行っています。

日本に配偶者がいる・日本に契約者名義の持ち家がある・日本の会社に正社員で務めているなど、しばらく日本に留まることのできる環境や状況などを厳しくチェックしています。

外国人がキャッシング審査に落ちてしまう理由として、以下のようなことが挙げられます。

審査内容は極秘のため、どのような基準で審査に落ちてしまうのかは具体的な内容を知ることはできません。

上記はあくまでもよく言われている一例ですので、参考にしてみてください。

外国人がキャッシングの申込みのできるおすすめの消費者金融は、以下のとおりです。

消費者金融では、申込条件に外国人に関して触れているところはほどんどありません。お金を返す意思と返済能力があれば、外国人でも借り入れが可能です。しかし、申込条件がないからと言って安易に申し込んでは審査に落ちてしまうことにもつながりかねません。

消費者金融でキャッシングの審査を申し込む場合には、冒頭で述べた「キャッシングを利用できる7つ条件」は最低限クリアしておきましょう。

つづいて、外国人がキャッシング申込みのできるおすすめの銀行は、以下のとおりです。

銀行のキャッシング申込みでは、申込条件として日本に永住権のある人を中心としています。このことから、消費者金融よりもより厳しく審査をしていることが伺えます。

外国人でも、きちんと身分が証明できる・継続して安定した収入を得られる・今後も日本に留まる様子が見られる、などの一定の条件をクリアしていればキャッシング審査の申込みができることが分かりました。

外国人で今後お金を借りる予定のある人は、外国人向けのおすすめの金融機関をぜひ参考にしてみてください。