アコムのカードローンに申し込むときは必ず審査が実施されるため、審査に通るためのポイントはしっかりチェックしておきたいところです。
特に初めてカードローンを利用する方は、審査でどのような点をチェックされるのか、わからないことも多いでしょう。
そこで今回は、アコムの審査に通るためのポイントや注意点を紹介していきます。
主に上記の点について詳しく解説していくため、アコムに申し込むときはぜひ参考にしてください。
まず結論からいうと、アコムの審査基準は公表されていません。
具体的な審査基準や審査難易度について触れてPRをすることは、そもそも法律で禁止されているからです。
しかしカードローンの審査に通るための重要なポイントとして押さえたいことは、いくつかあります。
それらをあらかじめ満たすことが、アコムの審査基準を満たすことにつながると考えられるでしょう。
アコムの審査に通るために重要なポイントは、次のとおりです。
▼アコムの審査に通るには
アコムの審査には、しっかりと返済していけると判断できる方しか通りません。
極端にいえば、無職の方に貸し付けをするのは返済遅延の可能性が高まるため、アコムにとってはリスクしかないからです。
そのため安定的に毎月給与などの収入があることは大前提となります。
返済能力の確認行程である在籍確認にしっかりと対応することも必須です。
希望額と収入のバランスが取れていることも重要なため、総量規制(※後述)に従って借り入れ希望額を設定することも忘れないようにしましょう。
ほかには複数申し込みや虚偽申告も審査落ちの原因になるため、注意が必要です。
アコムの審査に通るには、在籍確認をクリアするポイントを理解しておくことも大事です。
アコムは原則、在籍確認はありません。
しかし、返済能力チェックの一環として実施が必要となる場合があり、その際には書面や申告内容から実施されます。
架空の会社や勤めていない会社を勤務先として申告していると、返済能力があると証明できないからです。
お勤め先の情報は正しく入力してお申込しましょう。
アコムの審査に通るには、総量規制に注意して借り入れ希望額を設定する必要があります。
総量規制とは、消費者金融などの貸金業者から借り入れできる総額の規制ルールです。
Q2-1. 総量規制とは何ですか?
A2-1. 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。
例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。
出典:貸金業法Q&A|金融庁
貸金業者からの借り入れは、アコム以外の他社も含めて、年収の3分の1までしかできません。
そのため年収の3分の1を超える額を希望額に設定した場合は、アコムの審査には通らなくなります。
特に、すでに他社からの借り入れがある方は十分に注意して希望額を設定しましょう。
なお、他社からの借り入れ額はごまかすことはできません。
アコムなどの貸金業者は、審査の際に、個人信用情報機関という第三者機関を通じ信用情報を確認します。
信用情報は、カードローンやクレジットカードなどの金融商品の利用履歴のことです。
信用情報は個人信用情報機関を通じて他社のものも共有されるため、調べれば他社の借り入れ情報も確認できる仕組みです。
借り入れ件数や金額を偽ることはできないため、それを踏まえたうえで総量規制の範囲内でアコムに申し込みましょう。
アコムの審査に通るためのポイントとして、他社に滞納があるときの注意点もチェックしておきましょう。
前項でも触れたとおり、アコムの審査では、信用情報の確認が入ります。
そのため他社のカードローンやクレジットカードに滞納がある方は、審査に通りにくくなるため注意が必要です。
カードローンやクレジットカードを滞納する方に貸し付けをするのは、アコムにとって大きなリスクになるからです。
滞納がある方は、基本的に滞納を解消したうえで申し込むようにしましょう。
アコムの審査に通るには、審査基準の基本や在籍確認のポイント、総量規制の基礎知識などを知ることが大切です。
カードローンの審査では返済能力の有無をしっかりとチェックされるため、返済能力に不安要素のある方は審査には通りません。
アコムに申し込む際には、今回解説してきたポイントを事前に押さえるようにしましょう。